瑠璃光殿の宝物
重要文化財 薬師如来像(本尊)
像高85.1cm、寄木造で全体に漆箔してあり玉眼がはいっている。左手の薬壺から右手で薬を摘まみ取る珍しいお姿。
(鎌倉時代)
重要文化財 薬師如来像(胎内仏)
本尊の胎内より発見された仏様。像高9.1cm、檀木を用いて全体に細微な刻技を施し、光背には七仏薬師と十二神将を配して素地仕上げをされている。
(平安前期)
重要文化財 金剛力士像(仁王像)
当初、寺より500m山麓の仁王門に安置されていた。像高3m、寄木造りで湛康・慶秀の作。
(鎌倉時代)
日光菩薩像・月光菩薩像・十二神将像(薬師如来の眷属仏)
日光菩薩は太陽、月光菩薩は月を持たされている。像高120cm。十二神将は頭上に干支を載せられ、薬師如来を各方面から取り巻く。像高85cm。寄木造で漆塗りされている。
(鎌倉時代)
西行法師像
平安末期の歌人西行は保延6年(1180年)当寺で出家されたと伝えられる。像高55cm、寄木造で漆塗りされている。
(室町時代)
醍醐天皇勅額
延長5年(927年)小野道風は醍醐天皇の勅により、「勝持寺」の額を納められた。摂政太政大臣近衛家熙公の御添書がある。
(平安前期)