境内案内
不動堂
弘法大師が平安の始め、眼病になやむ人たちのため、不動明王に病魔退散を祈願されたところ、霊験あらたかでありました。よって石不動明王を刻んで岩窟中に安置されたと伝えられています。
以来、諸病平癒の不動様として信仰されています。
西行法師
鳥羽上皇に仕えていた北面の士 佐藤藤兵衛義清が、保延6年(西暦1140年)当寺に於て出家し西行と名を改めて庵を結び、一株の桜を植えて吟愛しておりました。世人はその桜を西行桜と称し、寺を花の寺と呼ぶようになりました。
仁王門
応仁の兵火を免れた仁寿の旧構を残す当寺最古の建造物です。
桜と紅葉
境内は西行桜を始め数種類約100本の桜が植えられ、その大半を占める染井吉野は例年4月上旬に満開となる。また同じ数ほどのもみじが自生し例年11月中旬紅葉を迎える。